ピックルボールは障壁を打ち破り、文化を繋ぐ
今月初め、香港のアンバサダーたちとともに、中国・東莞に新たにオープンしたYuppie Pickleball Clubのグランドオープンを訪れました。正直なところ、どのような場所なのかは想像できていませんでした。ですが、そこで出会ったのは、私たちがこのブランドを始めた理由を改めて思い出させてくれる体験でした。
施設はHillview Country Club Resortの中にあり、控えめでありながら細部まで丁寧に設計されています。6面のコートにプロショップ、更衣室が整い、豊かな緑に囲まれた穏やかな環境が、訪れた瞬間から心を解きほぐしてくれます。香港からは高速鉄道でわずか90分余り。その移動は、ビジネスというよりも小さな旅のように感じられました。
コートで起きていたこと
EVERYDAY SOCIAL®は、長い歴史を持つアメリカのブランドと並んで迎えられました。現地のプレーヤーたちとラリーを交わし、初対面の相手とネット越しに笑顔を交わし、気がつけば自然なつながりが生まれていました。
この感覚は、何度経験しても色あせることがありません。
私たちは、軽井沢の山の中で静かに生まれた小さなブランドです。業界の大きなプレーヤーと競うために始めたわけではありません。ただ、本質的なものをつくりたかった。その想いは、東莞のコートに立ったとき、これまで以上にはっきりと感じられました。
中国がこのスポーツにもたらしているもの
ピックルボールはアメリカで生まれました。しかし、今中国で起きていることは、まったく新しい流れのように感じられます。
卓球やバドミントンから来たプレーヤーたちは、まったく異なる感覚を持ち込んでいます。軽やかなフットワーク、繊細なタッチ、そしてキッチンラインでの静かな忍耐。それらは、見ていて美しいと感じるほどです。彼らは単にピックルボールを学んでいるのではなく、自分たちなりに再解釈している。そのことで、このスポーツはより豊かになっています。
文化を越えてスポーツが広がるとき、同じままではいません。進化するのです。
言葉を超えて
どの国のどのコートにも、言葉を必要としない瞬間があります。
終わらせたくないラリー。笑いながら譲るポイント。予想外の美しいプレーのあとに交わされる静かな敬意のうなずき。それは文化ではなく、人として共有する瞬間です。そしてピックルボールは、それを自然に生み出してくれるスポーツです。
東莞でもそれを強く感じました。言葉が通じなくても、コートの上では不思議と居場所があると感じられるのです。
旅と、このスポーツがもたらすもの
パドルは、どんなスーツケースにも収まります。
ピックルボールの旅で好きなのは移動そのものではなく、その先にあるものです。知らない街のコート。名前は覚えていなくても、記憶に残るプレーヤーたち。見知らぬ者同士で始まり、気づけば友人のように終わるゲーム。
こんなふうに人とつながれるものは、そう多くありません。私たちは、そのひとつを軸にブランドを築けていることを幸運に思います。
これが意味すること
東莞での経験は、新しい発見というよりも、原点の再確認でした。EVERYDAY SOCIAL®は、日本のブランドでも、アジアのブランドでも、単なるピックルボールブランドでもありません。それはひとつの思想であり、美しくつくられたパドルと、それを手に世界中のコートに立つ人々を通して表現されるものです。
軽井沢から香港へ。東莞から、これからスポーツが広がっていくあらゆる場所へ。
Play more. Connect more. Live EVERYDAY SOCIAL®.
— アイヴァン・H
EVERYDAY SOCIAL® 創業者






